「Please + 動詞~」という文型は、実は丁寧な命令文なのだ。
つまり、先生や上司、客や取引先に対して使うには不適切な文型と言える。
・ Please arrange the payment.(営業マンから顧客へ)
「支払いの手配をお願いいたします」と言ったつもり
→実際は「支払いを手配するように」と言っている。
・ Please read the report I submitted last week and let me know if there is anything I need to improve.(学生から先生へ)
「先週提出したレポートをご覧になって、何か改善点があればご指摘ください」と言ったつもり
→実際は「1週間前に渡したレポートに目を通し、改善点があれば知らせるように」と言っている。
上のような文章では「どうして私が指示されなければならないのか」、と先生や上司をムッとさせること間違いなし。
立場が上の人に何かを依頼するときは、丁寧な依頼の文型を使うことが必要だ。
「Please + 動詞~」文型は、先生から生徒に、上司から部下に使う場合はOKだ。
上記例文の丁寧な言い方の例
・I would appreciate it if you could arrange payment at your earliest convenience.
(支払いをお願いするような場合は特に丁寧に)
・Regarding my report submitted last week, I would be grateful if you could let me know if there is anything I need to improve.
(参照)http://www.eigotown.com/jobs/special/please/please.shtml
0 件のコメント:
コメントを投稿