2009年9月18日金曜日

英語の敬語のポイントは、「相手のメンツ」

ポイントは、「相手のメンツ」

例えば、
「Where is the nearest station?」
(最寄り駅はどこですか)
より
「Do you know where the nearest station is?」
(最寄り駅をご存じですか)の方が丁寧、
さらに
「Do you happen to know where the nearest station is?」
(ひょっとして、最寄り駅をご存じではないでしょうか)の方が、より丁寧な表現。

最寄り駅を聞いているという点ではどれも同じ内容なのだが、
聞かれた相手が最寄り駅を知らない場合、
知らない、と答えやすいのはどの質問だろうか。
すなわち、英語の敬語は、相手のメンツを守ることへの気配り度合いによって
丁寧さが決まってくるのである。

Do it.(やれ)
Please do it. (やってくれたまえ)
Can you do it? (それ、できますか)
Could you do it, please? (していただけますか)
Would you mind doing it, please? (していただいてもよろしいでしょうか)
I wonder if you could do it. (していただけたらと思うのですが)
I would be grateful if you could do it. (もししていただけるようでしたら幸いに存じます)

どの程度の丁寧度にするかは、時と場合と相手による。
ふさわしくない場面で、あまりにも丁寧すぎると嫌味で言っていると受け取られることも。

ということは逆に、丁寧すぎる表現をくり出せば、相手に怒りが通じるということだ。

「I'm awfully sorry to bother you waiter, but If you don't mind, could I possibly take a moment of your valuable time to order some food?」
(大変申し訳ないのですが、ウエイターさん、もしよろしければ、あなたの貴重な時間を少し頂戴して食べ物を注文させていただいてもよろしいでしょうか)

(参照)http://www.eigotown.com/jobs/special/please/please.shtml

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